取り組み紹介 DXへの取り組み

第一ヒューテックDX宣言

今、建設産業は働き手の高齢化や、担い手の確保、改正労働基準法の適用など取り組むべき様々な課題 を抱えており、今後大きな転換期を迎えようとしています。 1949年の創立以来、「良い建物を、早く、安く、安全に」をモットーに、関わるすべての人から信頼される企業 となるべく愚直に研鑽を続けてきましたが、変化の波に対応し、また、変化を飛躍のチャンスとするためには、こ れまでの考え方から脱却し、新たな取り組みに注力していく必要があると考えます。 第一ヒューテックでは建設産業とデジタル技術の融合が不可欠であると考え、働き方や個人、組織の変革、 新たな価値の創出に向けて、最重要事項として全社を挙げてDXに挑戦していきます。

DXビジョン

DXにより21世紀に飛躍する企業として、生産性の向上と新たな付加価値の創造を実現します。 DXにより従来の働き方やマインドセットから脱却し、 組織や文化の変革による生き甲斐のある企業を目指します。

DXの定義と到達フェーズ

DXはデジタル技術を手段として企業文化・業務プロセス並びに人の意識をも変革することと考えています。 DXを経営方針として打ち出した2023年度を「DX元年」として、DX到達に至る各段階での様々なアクション を着実に実施していきます。

ビジョン実現に向けたアクション
01

既存業務の棚卸、仕分けを行い、
デジタルツールの活用、定着により現場の生産性向上を図ります。

現場ICTの活用と定着

既存業務の実態調査を元に、業務の仕分けや支援体制の強化を進めています。それと並行して、DX到達への「フェーズ1」として業務へのICT活用促進を行っています。既存ツールや新規導入ツールの定着化のサイクルを確実に回すことで、DX機運を醸成します。

02

現場業務の効率化や支援、DX推進を統括的に行う中核組織を構築し、
会社全体のDXを加速させます。

DXを加速させる中核組織

建設事業の根幹となる現場のDX推進を主導する目的で、技術本部を主幹部署として、内勤部署だけでなく、現場の所長も参画する部門横断的なプロジェクトチームを発足させました。外部の協力会社の知見やリソースも活用し、実効性のある施策の立案、実施に向け全社のDX推進の中核となる組織と位置付けています。

新たな現場管理体制の構築

これまでの現場管理は属人的な裁量に委ねられる面も多く、本支店間や現場間の連携性は部分的であった「現場完結型」の運営となっていましたが、担い手の不足や次世代への継承を考える上では、本支店と現場の関係性を強めた「相互連携型」の新たな現場管理体制への移行が必要と考えます。
バックオフィス業務の効率化や人材育成と技術継承なども有する中央組織を中心として、その体制を実現させる、リアルタイム共有やデータプラットフォーム、ビッグデータ活用などのデジタル技術をフル活用する現場管理体制を構築します。

03

社員の意識改革を目的とした研修や、
デジタル人材の育成、確保に向けた取り組みを実施します

マインドセット変革

「DXを理解して活用する人や組織の変革こそがDX推進への最短距離である」という発想のもと、社員がDXに対する意識醸成および知識習得に主眼を置いた研修を実施します。

評価制度

デジタル人材が育成され、活躍できる社内風土を醸成するため、デジタル技術の活用、普及に寄与または成果を上げた社員や組織に対し表彰を行います。